後書きに似たもの

 
どうにもいまいち、颯爽としてないルーファウスです。なんか、泣いてるし(笑)
社長に対する私の脳内イメージは、「颯爽」なんですが。

この物語は、私がAC公式のフォローをするなら、というつもりで書きました。
だから、ちょっと企画書みたいだわね。
登場人物の誰も、行動していないし、説明過多。
ルーに至っては部屋から一歩も出てないじゃん!
とりあえず腐女子仕様デフォルトで、×モードになっておりますが、実際はエッチはなくてもいい。
いや、ちっとも良くはないんですが(笑)、無くても話は通ります。

何が引っかかっているかって、
「カダージュが社長に跪くシーン」ですよ。
そこに、
「セフィロスの顔がフラッシュバックする」
このシーンには、いったいどんな意味があるのか?
カダージュにしてみれば、単なる嫌みのつもりかもしれませんが、なぜそんな真似をしなければならないのか、彼にわかっているとは思えない。
つまるところカダージュは、やはり傀儡でしかないのだから。
ルーファウスもクラウドも、カダージュにセフィロスを見ている。
では何故、セフィロスはルーファウスに跪いてみせるのか?
最も単純に考えるなら、過去にこういったシーンがあったということでしょう。
それを思い出せ、と、セフィロスはルーファウスに言っている。
とすると、それはニブルヘイム事件以前の話ということになる。
FF7本編では、ルーファウスはセフィロスに会っていません。
ですから、セフィロスが跪いているのは、ぴちぴち十六かそこらの、「副社長」なんて言われて厄介者扱いされていたルーファウス。
あいにくBCをプレイしていないので、十六才のルーがどのくらいおポンチなのかわからないのですが、とにかくそんな「副社長」に対して、いったいどんなシチュエーションで「英雄セフィロス」が跪いたのか。
はい、そこが始まりです。

これまた単純に考えるなら、ルーファウスとセフィロスはそれなりに仲良しだったと。
いやまあ、会社内のことですしね。仲良しでもいいじゃん。
ルー可愛いし、なんか父親とかに邪険にされてちょっと可哀相だし。
副社長室って、ほんと神羅本社ビル六十階以上には無いんだよね。
十階あたりにあったのか? フッイトネスルームより下かよ!(笑)ってなもんです。
それでも普通に考えて、一兵卒のクラウドよりは、「副社長・ルーファウス」と「英雄セフィロス」の方が絶対接点が多いはず。
しかも、ルーファウスは「恐怖政治」(企業のくせに政治かよ、ですが、まあ子供の考えることだ)を唱えているくらいだから、ソルジャーに対しては思い入れが強かったはず。
もしかしたらそれは逆で、ソルジャーに肩入れするが故にそういう方向へ流れていったというのも、ありかもしれません。なにしろ子供ですから。
とりあえずセフィロスはルーを憎からず思っていて、そこら辺から跪くシーンがあったりするのではないか。
腐女子モードでないルーファウスなら、きっと誇らしく思ったことでしょう。
だからその想い出は、ルーファウスにとって特別なものだったはずです。

で、そこからはでっち上げです。

つづく